2012年04月01日

大神島へ行ってみよう!vol.3

大神島へ行ってみよう!の3回目です。



前回のブログの最後にのせた

「遠見台→」の看板のまえに

大きな井戸(跡)があります。



大神島へ行ってみよう!vol.3



大神島にはこのような大きな井戸が4つあって

それぞれ飲料用、洗濯用など用途を決めて

島の住人全員で使用していたそうです。

今は宮古島から水道管が来ているので

使用していません。



その井戸から遠見台目指して

また少し登って行きます。



大神島へ行ってみよう!vol.3



その途中で不思議な佇まいの

「木」に出会いました。



大神島へ行ってみよう!vol.3



もし夜に見たらかなり凄味が増しそうな木です。

まるで遠見台に向かう族を見張っているかのような・・・

写真ではなかなか伝わらない不気味さを感じさせる木でした。



その木からすぐの所に

遠見台への入り口がありました。



大神島へ行ってみよう!vol.3



ここから先は聖地で

祭祀の期間は立ち入り禁止になるところです。



今は階段が整備されていますが

昔は綱をつたって登っていたそうで

今でもその綱が階段の下に残っていました。



大神島へ行ってみよう!vol.3



かなり急こう配の階段ですが

ゆっくり登っても5分ほどで頂上にたどり着きます。



大神島へ行ってみよう!vol.3



もうすぐ頂上の遠見台です。



大神島へ行ってみよう!vol.3



遠見台では

絶景のご褒美が待っています。



大神島へ行ってみよう!vol.3

大神島へ行ってみよう!vol.3



不思議なんですが

大神島に行く船に乗っている時はどんよりとした空だったのが

島に着いたらどんどん晴れてきて

とても良い景色を拝むことができました。



以前「久高島」に行った時も

まったく同じ現象が起こったのを思い出しました。



行くまでは恐る恐るだった島ですが

なんだか歓迎されているかのようで

勝手に感激してしまいました。



次回は遠見台を降りて

海岸線をご案内します。





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Posted by 沖縄・離島好き at 16:05│Comments(2)大神島観光
この記事へのコメント
こんにちは。

遠見台到着の、直ぐ手前、
上の、
「遠見台では
絶景のご褒美が待っています。」の上の写真の、
左の木の所が、大神島にとって大切な聖地です。

基本的に、この島の祭祀は、島外の者には秘密で、
対岸の、パーントゥで有名な島尻地区の人でさえ、見ることが出来ないと聞きます。

宮古の祖神祭(ウヤガン)は、この大神島、宮古島の狩俣、島尻の3ヵ所で行われ、
その中でも、元とされる、大神島のウヤガンは、神秘的な祭祀行事で、秘祭として有名です。

島尻や狩俣の人でさえ、大神は近寄りがたい、神の島であるわけです。

琉球王府の支配の時代、大神島は米を栽培できないため、
人頭税を免除されたかわり、褐色の着物を着けさせられて、差別されていたといいます。

今は観光で訪れることができるようになっているのですから、
機会があれば、足を伸ばすべき島です。
Posted by 横浜のtoshi at 2012年04月01日 21:12
toshiさん!僕の浅い説明に補足いただきありがたいです!勉強になります!

「左の木の所」の拝所で手を合わさせていただいた時
なんとも言いようのない不思議な感覚に襲われました。

島の歴史を知れば知るほど
「行かないともったいない」島ですよね!
Posted by シマプラ宮前 at 2012年04月04日 10:27
 
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